断酒会とは
お酒をやめたい人による、断酒を継続するための自助組織です。
断酒会とは1958年に誕生した酒害者による、酒害者のための自助グループです。
1963年には、全日本断酒連盟という全国ネットワークがつくられ、
現在約 8,000人の会員とその家族が酒のない新しい人生を明るく生きています。

和歌山県断酒連合会も全日本断酒連盟に所属しています。

自助グループとは
同じ悩みを持つ人たちが互いに理解しあい、支えあうことによって問題を解決していく組織です。
では、今までとても無理だと思っていた断酒が、どうして断酒会に入会すると可能になるのか。
特別に難しいことをやってはいません。
断酒例会に出席して、会員一人一人が酒害体験と自分自身を率直に語り、聴くだけです。
断酒例会では、会員同士は完全に平等の立場です。

断酒会では何してる?
断酒会の基本は例会で体験談を話し聞く事です。
例会は基本週1回行われ、断酒会の各支部によって実施する曜日が異なります。
時間は2時間弱くらいです。
詳しい例会の場所、日程は 例会案内 をご覧下さい。

日が異なりますので複数の例会に参加する事も可能です。
また家族も一緒に例会に参加、家族だけの参加も出来ます。

体験談は持ち回りで行います。人の話には、意見や感想は言いません。
話をする事、聞くことにより、過去の自分を見つめ直し1日1日断酒を積み上げて行くのです。
体験談は同じ話を何回繰り返してもOKです。

それで酒がやめられるの?
断酒例会で語り、聴くことで自分と酒の関係が分かってきます。
共通の悩みを持った者同士の信頼関係が生まれます。
そこで、断酒に踏み切り、断酒を継続する努力を始めるのです。

また、断酒を継続することで、新しい人生を創り、力強く、
前向きに、楽しく生きていくのだという自覚と自信が湧いてくるのです。

断酒会で何がえられるの?
酒を止めただけで全ての問題が解決されるわけではありません。
長い飲酒生活の間に失われた家族や社会との信頼関係を
取り戻さなければなりません。

断酒例会で体験談を聴きそして語ることで、自分を見つめ直し
ひとつひとつ問題が掘り起こされ、解決の糸口が見えてくるのです。

解決することが償いに繋がり、償おうとする努力を通して
あなた自身が変わっていくのです。

酒はあなたのために止めるのです。

組 織
和歌山断酒連合会は、次の5つの断酒会連合です。
・和歌山市断酒連合会
・紀北断酒会友綱
・紀の国断酒会友綱
・紀南新生断酒会
・新宮三熊野断酒会

入会方法
例会案内から参加したい断酒会の例会を選び代表者にご連絡下さい。
参加は無料です。
断酒会に入会後は会費が必要になります(ひと月2000円)